
VINTAGE BRIDLE LEATHER COLLECTION
ヴィンテージブライドルレザーは、イングランド南部で、何世紀もの間変わることのない歴史ある製法によってゆっくりと時間をかけながら作られる希少性の高い革です。 ローマ時代より続くタンナーで英国の伝統的な鞣し(なめし)製法を用いており、オークバーク(オークの樹皮)を水に浸したピットの中に原皮とオークバークを交互に層になるように重ね、オークのエキスを皮の隅々にまで浸透させています。 ピットの中のオークエキスの濃度を徐々に濃くしながら、約一年という年月をかけてじっくりと革を鞣したのちに、さらに数ヶ月の時間をかけてブライドルグリースを染み込ませてフィニッシュされています。 革本来が持つ自然な風合いを活かした仕上げなので、味わい深いエイジングの変化も十分にお楽しみいただけます。特に、“ナチュラル“は染色を施さない素仕上げのため、革本来のリアルな風合いをダイレクトにお楽しみいただけます。 ひとつひとつの雰囲気が異なるなど、革の表情は個性豊かで、野生的な力強さを感じさせてくれます。 この革は、コシが強く張力に富んだ性質を持ちます。乗馬の時に足を掛ける金具を吊るす革などの馬具用の革や、セーフティハーネスなど、特に強度が求められるパーツに今でも使われている革です。 原始的な古い製法が用いられていること、装飾性よりも実用性が重視されていることが生産の背景にあるので、表面的には一見あまりきれいではない革も多く含まれていますが、必然的に発生する小傷や、皺、グロスマークなどはこの革から滲み出す力強い表情を生み出す重要な要素でもあります。




S0007 3FOLD WALLET
ラウンドしたフラップがアイコニックな「三つ折りウォレット」は、抜群の収容性と携帯しやすい手頃なサイズ感のバランスが絶妙です。札入れと大型のコインケースのほかに4室のカードポケットと3室のマルチポケットを備えています。使い始めこそ堅いヴィンテージブライドルレザーは、使うほどに次第に手に馴染み、経年変化によって味わいと美しさが増します。


S0040 NOTECASE
トラディショナルな財布の基本形とも言える最もスタンダードなデザインの二つ折りウォレット。表・内面ともに上質なヴィンテージブライドルレザーを使用した伝統の仕様を継承しています。シンプルに見えて実は手間の掛かる構造で、作業工程は複雑の為、それを堅牢な革で仕上げるには熟練した技術を要します。2室に分かれた札入れとコインケース、そして3室のカードポケットと2室のマルチポケットを備えています。


S0039 GUSSETED CARD CASE
ビジネスシーンで不可欠な名刺入れもベオーマが手掛けると英国クラシックな逸品に仕上がります。受け取った名刺と自分の名刺を分けて入れることができる3室ポケットのつくりで、しっかりとした容量を確保しています。使い始めこそ堅いヴィンテージブライドルレザーは、使うほどに次第に手に馴染み、経年変化によって味わいと美しさが増します。


S0059 3FOLD KEY CASE
三つ折りデザインのキーケースは表・内面ともに上質なヴィンテージブライドルレザーを贅沢に使った重厚な素材感が魅力です。4連のキーフックをつけたクラシックなスタイルですが、二つのカードポケットを備えており、カードキーの収納にも対応しています。日常で携帯しやすいコンパクトなサイズです。