
GENUINE SHELL CORDOVAN
シカゴを拠点とする歴史あるHorween Leather Companyが伝統の鞣し技術によって作り出しているシェルコードバン。馬の臀部という限定された箇所の皮を独自のレシピで鞣した後にグレージングで仕上げた革です。オイル分がしっかりと浸透しており、表面には美しく豊かな艶が生み出されています。




LANARK 3
「ラナーク 3」は装飾性を払拭した極めてシンプルなプレーントゥダービーです。外羽根の取り付けにはステッチが表に出ないブラインドシームを施してパーツやステッチの主張をミニマムに抑えており、サイレントな仕上がりです。ボリュームのあるラウンドトゥを持つ【ラスト378】は、前部のフィットには程良いゆとりがありながらもヒールカップをタイトに絞ることで後部のフィットを高めています。英国 Harboro Rubber Company のダイナイトスタッズソールをストームウエルトと組み合わせることでソール周りに程好い重厚感を演出しています。






CAVENDISH 3
ワールドワイドで安定した人気を誇るタッセルスリッポン。クロケットアンドジョーンズでもキャベンディッシュを定番モデルとして展開しています。こちらのキャベンディッシュ3は、従来から使用している木型をベースに、 日本人の足型を考慮して、踵廻りやアーチ部分のサイズを従来より狭めた 新開発のラスト「375」を採用し、ホールド感をアップさせました。職人が手作りで仕上げる、デザインアイコンのタッセルがチャームポイントです。






HARVARD 2
ハーバード 2はクラシックなペニーローファー「ボストン 2」の内張りの革が無い(アンラインド)バージョンです。米国ホーウィン社のシェルコードバンを贅沢に使っており、裏地を付けずに一枚革で仕立てることで足馴染みが良く、柔らかで軽い履き心地が楽しめます。アンラインドと相性の良いしなやかなスーパーフレックスレザーソールが採用されており、快適な履き心地が加味されています。木型は「ボストン 2」と同じラスト376を採用。従来の木型(ラスト314)をベースに踵やウエストラインをややスリムにアレンジし、踵周りのフィット感を向上させています。






YALE
イェールは【ラスト391】を採用した新型ペニーローファーです。上品で洗練された印象を与えるフルサドル(サドルが甲の端から端までを覆う)で、踵部に施されたヒールキッカーを模した特徴的なステッチワークがアクセントとなっています。アッパーにはエレガンスな光沢と深い色味を持つホーウィン社のシェルコードヴァンを使用しており、レザーライニング、シングルレザーソールといった伝統的な仕様で仕上げています。






MIDHURST 4
第二次世界大戦時、C&Jは英国軍が将校向けに支給していたオフィサーシューズを生産していた歴史を持ちます。当時、そのオフィサーシューズにはやや短めのノーズにしっかりと丸みを効かせたラウンドトゥを持つ【ミリタリーラスト210】が使われていました。MIDHURST 4(ミッドハースト 4)は、爪先周辺である前方のフォルムはミリタリーラストとそのまま同じで、ヒールカップ(踵部)のフィットをややタイトにアレンジした【ラスト394】を採用したプレーントゥシューズです。ミリタリーラストの魅力であるぽってりとした高さのあるラウンドトゥや懐古的なフォルムは継承しつつ、踵部のフィット感を向上させたアップデートモデルになります。一般的なドレスシューズに見られるシャープでエレガントな印象は抑えめで、ボリューミーなラウンドトゥによる愛嬌のあるフォルムが際立ちます。あまりかしこまらず、カジュアルスタイルにも取り入れやすくなっているので、オンオフの幅広いシーンで活躍するはずです。ソールは英国 Harboro Rubber Company のダイナイトスタッズソールを採用。歩き易く、耐久性にも優れています。

