先日のFujiRockFestival’26。
ライブ配信で目撃した『Angine de Poitrine』が
絶賛脳内リピート再生中。
気分も上々、しばらく水玉●○旋風吹き荒れそうな
今日この頃。
皆さん如何お過ごしでしょうか?
季節は移り変わり、全国的にも夏本番の陽気。
いよいよ訪れるお盆休みなど、楽しみな季節の到来です。
とはいえ、気を付けたいのが
まずは熱中症、そして
出先での急な雨といった所でしょうか。
日本語にはかくも情緒豊かな雨の表現があり、
『遣らずの雨』
『春雨か濡れて参ろう』
など、そんな言葉を踏まえれば
しみったれた雨もどこ吹く風
違った見え方で過ごせそうなものである。
しかしながら濡れてしまった靴で出歩くっていうのは….
少々やり切れないし、折角上がってきた気分も下方修正となり兼ねない。
という訳で、そんなこの季節に大活躍してくれそうな1足をご紹介。
『BOSTON2』
といえばコインローファーの代表格。
漆黒のBLACKや
濃茶のDARK-MELEZEのCALFを
思い浮かべる人が多いだろうか。
しかしこの度の新作の顔付は少々
趣が異なる。
モデル名は従来通り『BOSTON2』なのだが
これまでの仕様と異なる部分も。
という訳で細かいディテールをご紹介。
まず特筆すべきはアッパー素材『ROUGHOUT-SUEDE』。
これがまた良い。
ワークブーツ的に『ラフアウト』と言えば、
スムースレザーの裏面、所謂起毛した革を想像する方が
多いかもしれない。
しかしながら、CROCKETT&JONES的な
ROUGHOUT-SUEDEとはスエード素材の上から
オイルドコーティングを施したというもの。
その独特な質感は
防水ではないものの耐水性があり、出先で降り始めた少々の雨
であればガッチリ弾いてくれます。
そして個人的に一番好きな点が
独特の経年変化。
爪先や踵など硬い芯材の入った部分はさらに
毛が潰れて、まるで表革の様に。
クリースやパンツの裾が当たる部分は
スエードに戻る様な質感に。
時間と共に表革と裏革が共存するかのような
出立ちに変化。
この素材感を私個人の言葉で表現するのであれば
『表裏一体』と、申し上げたいところ。
そしてソール周り。
ウェルトはスプリットのストームウェルト。
踵も1周ぐるりと廻るダブルウェルトの仕様へ。
この仕様により、広くなった接地面で更に安定性が向上。
採用されたソールがVIBRAMの※Vi-Lite素材を用いた#9108。
Vi-Lite素材が絶妙の反発性と軽さ、そして高いグリップ力をもたらす。
ヒールも通常より10㎜ほど高くなります。
なにしろ軽い。
※Vi-Liteは軽量でありながら耐久性に優れた発泡素材。
立ち仕事、長時間の歩行などのために開発。
現在絶賛子育て中で電動自転車を酷使する
私的にはこの仕様は求めていたもの。
玄関で着脱に時間がかからず、自転車のペダルで滑ることの無いソール。
そして何よりキズすらもあまり気にならない
この『ROUGHOUT-SUEDE』。
子育て中のパパには心強い味方である。
BLACK-CALFやDARK-MELEZEのBOSTON2を
敢えて『Classic』と表現するのであれば、
こちらは『Active』とでも言える佇まい。
『Active』とはいえ、CROCKETT&JONESにかかれば
そのバランス、シルエットも絶妙であるからして、
野暮になり過ぎないのは流石である。
珠玉の名作『BOSTON2』の
見せる新たな側面。
是非1度ご試着頂きたい1足であります。
サイズはUK51/2~9。
カラーはBLACKとDARK-BROWN
の2色展開。
以下はしばらく履き込んだ
私物のROUGHOUT-SUEDE D.Brown Chelsea5。
モデルは違いますが、経年変化、お手入れのサンプル
として青山店に置いておりますので、
気になる方は是非お声掛け下さい。
はてさて茶にするか、黒にするか…
そこが最大の問題点なのである…。
指で弾いたコインの出た目は、
裏か表か
茶色か黒か。。
人の悩みとは『雨後の筍』の如し。
まぁそうやって悩み考えている時間こそ、実は
ある意味最も楽しい至福の時間なのかもしれませんがね。
〈原口〉
