12月に入り、寒い冬がやっと来たのだと実感しています。
ニュースでは、例年以上に降り積もった雪の映像が流れてきます。
雨といい、雪といい、局地的なのは、どうにかして欲しいと切実に思います。
循環している地球の水分量は変わらないと言われる中で、どうにかならないのかと。
サマーセットの工房を訪れてから早5ヵ月が過ぎ、
やっとオーウェンバリー(OWEN BARRY)を着るシーズンが来ました。
少量ですが、商品が青山店にも入荷しております。
その中で、気になるアイテムがあります。
モデル名:JACOB(ジェイコブ)
リバーシブルな、ベストです。
色々な着こなしができそうな1着です。
こちらを、手持ちのレザージャケットに、
ベストが、マイサイズではないので、少し大きいのですが、A2とBUCO J24に合わせると
あら、不思議。なかなかどうして、よいではないでしょうか???
カラー : MOJABE CURLY
革の風合いを生かした、すごく絶妙な色合いです。
一枚革ではありませんが、裁断の技術と縫製の技術があってこその1着です。
一つ一つの風合いの違いを楽しんで頂きたい色です。
カラー: BLACK CURLY
上記の画像では、グレーのように見えますが、黒です。
実は、黒の色合わせが一番難しいことをご存知でしたでしょうか?
ベストやジャケットを1着製作するのに、革が、8~10枚程必要になります。
色合いを同じようにする為に、裁断をする職人は、何十枚の中から
最適な必要枚数を調達するのです。
前身頃には、これとこれ。後ろ身頃は、ポケットの中、襟、袖、出来上がりの
完成形を頭に描きながら、革を選び、裁断をしていくのです。
黒は、すべてが漆黒に染まるわけではないのです。
それ故、難しいわけで、この「黒」と心惹かれる出会いがあれば、逃さないほうが良いのです。

知らないことを知ることは楽しいです。
実際のモノ作りの現場は色々な発見であふれています。
そして、靴工場に慣れた身からすると、オーウェンバリーは静かな工房です。
大きな機械が無い為、昔あら使われているミシンの音が心地良かったです。
そして、今回の合わせでのお気に入りは、こちら。

レザージャケットの襟のボアを取り外し、JACOBのブラック・カリーの起毛側を表にした、
グリズリー・ジャケット・バージョン。
ずっとスリスリしていたくなります。
自己満足度が、爆上がりです。
革ジャンが柔らかく馴染みますようにと、今着ないで、いつ着るのだっと自分に
言い聞かせている今日この頃です。
ムートン・ジャケットもスタンバイ中です。
はい。
もう、十分なはずです、はい・・・。
JACOB、いかがでしょうか?
お薦めです。








